ハーバリウムarts協会のハーバリウムディプロマレッスンを行いました。
生徒様すごく頑張られて意識することの大切さも感じていただけたようでした。
その様子をまとめましたので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。
ハーバリウムディプロマレッスンとは
福島県福島市にある当サロンは、herbarium arts協会のハーバリウム認定校となっております。
ディプロマレッスンを受講されると、協会の認定講師として資格を取得した上でハンドメイドイベントやサロンなど様々な場面でワークショップやレッスンを開講できると共に認定講師としてこちらのディプロマレッスンの開催もできるようになります。
基礎から知識を得て、活動できることは自信にもつながりますね。
フリーレッスンとの違い
当サロンでのフリーレッスンとディプロマレッスンの違いについて簡単に説明させていただくと…。
〇フリーレッスン
趣味やプレゼント、自宅用のインテリアなど用途に問わず全員が参加いただける内容です。
作り方やポイントをお伝えした上で、お花と触れ合って、透明感を感じて、ハーバリウムを楽しんでもらうことを一番大切にしています。
〇ディプロマレッスン
資格取得を目指す方のためのコースとなります。
半日レッスンで取得可能で合計3本の違ったデザインのハーバリウムを製作していただきます。
ハーバリウム製作準備などからスタートして基礎から細かい技法までをしっかりとお伝えし、製作したあとハーバリウムがどのように変化していくのかについても実物を見て知っていただけます。
ディプロマレッスンは今後の講師活動のスタートラインに立つためのレッスンなので、ちょっぴり厳しいことを言うときもありますが、有意義な時間を過ごしていただけるよう心がけています。
実は難しいフリースタイル
Mon Angeでのハーバリウムレッスンははじめてですが、以前からレッスンに通われていた生徒様。
使った花材はしっかりメモを取って、いつもとても真剣に楽しく製作されていた姿が印象に残っています。
今回は
ハーバリウムを基礎からしっかり学び、今後の活動に生かしたい
と、強い思いをもってハーバリウムディプロマレッスンにご予約くださいました。
目標や思いをもって頑張られている方は、とてもキラキラしていて素敵だなと思います。
3本の違ったデザインのハーバリウムを作ってもらいます!
1本目は花材をたくさん使って、2本目は一輪挿し風かそれに近い感じ
そして3本目は私は何も言わないので、フリーで自分らしく作ってくださいね~♪
お~💦なるほど
ナイスな反応を見ることができました(笑)
子ども、大人問わずどんな状況であれ【自由につくってね】が実は一番難しいのです。
ハンドメイド作家さんなどは気持ちがわかる方多いのではないでしょうか。
・デザインは任せるからひとつアクセサリーを作ってほしい
・今日の夜ご飯なにがいい?➡なんでもいい。任せる
などなど・・・。
ある程度決められたものから選んだ方がなんとなくイメージしやすかったり、作業に取り掛かりやすかったりしますよね。
私も今までいろいろなおまかせオーダーを承ってきましたが、その度にいつも学びだと思ってます。
どんなものを作ったら喜んでもらえるのかを考える時間は、難しいけどとびっきり楽しい時間のひとつです。
【自分なりにデザインを考えて作る】ということは自分らしさを表現することであり、考えることは相手の思いに寄り添うことだと私は思っています。
だからこそ、最初のふたつで学んだことを生かして、3本目は思う存分自分らしさを発揮してほしいなというのがMon Angeの願いです。
そしてそれがいずれ、自分のカラーになります。
生徒さまも生徒さまのお客様もキラキラと輝く笑顔で、お花と触れ合ってもらえるようなそんな時間を過ごしてほしいなって思います。
Mon Angeコンセプト【自分らしく輝く毎日を】はそんな意味合いもあるのですよ☆
完成作品とレッスンの様子
写真には写らないくらいのたくさんのお花の中から作っていただきました。
花材選びも楽しみのひとつですよね。
今回完成した作品はこちら
3本とも異なるデザインの透明感溢れる素敵な作品ができました。
1本ずつご紹介しますね。
こちらが1本目の花材をたっぷり入れたミックスハーバリウム。
相性ばっちり!ピンク×パープルの色合いがとてもかわいくて、ボトルの中で紫陽花が花開いてとても綺麗ですね。
ところどころに入っているウォッシュラベンダーのソフトストーべが大人っぽさをプラスして、ホワイトの千日紅がまんまるでかわいいアクセントになっています。
2本目はこちら。
枝物を多く使った透明感溢れるハーバリウムです。
大小異なる同じ色味のニゲラオリエンタリスが入ってとてもオシャレな作品ですね。
個人的に私すごく好きなデザインです♡
3本目はこちら
【使っていない花材をできるだけ使って作ってくださいね】
とだけお伝えして最終チェックをして、1本フリーで作っていただきました。
紫陽花カラーはシャンパン。
そこにコロンとミモザちゃんがお目見えしています。
丸いボトルに丸いミモザとっても合いますね。
透明感もしっかり出ていて、かすみ草やカーリースモークがキラキラでとても素敵な作品です。
実は結構奥が深いハーバリウム
・花材ごとのボトルへの入れ方のポイント
・ハーバリウムでのプリザーブドフラワー、ドライフラワーについて
・綺麗に見えるようにするための花材の準備
・デザインごとのボトル内部の空間について
・ハーバリウムに適した資材の使い方
などなどなど!
たくさんのことをお伝えしながら、意識していただきながら作っていただきました。
ハーバリウムを作ったことがある生徒さまも
〇〇〇を意識すると、ハーバリウム結構難しい
とおっしゃってました。
ハーバリウムは現在100円ショップなどでも材料をそろえることができて、手軽に楽しめるようになりました。
でもポイントを抑えてお花をいかに引き立てて綺麗に魅せるかなど意識して作ることでハーバリウムは何倍も綺麗にできます。
そして、作り方次第でハーバリウムのもちも変わってきます。
どんな花材、どのオイルを使用するかはとても大切なことですね。
まとめ
一言にハーバリウムといってもボトルもデザインもいろいろなものがあって、とてもワクワクしますよね。
ボトルによってオイルを入れたあと花材の見え方も変わるのでそれも面白さのひとつですね。
今回はハーバリウムディプロマレッスンとのことで、細かく見ていくので3本作るのもなかなかの集中力が必要だったかと思います。
生徒さま、本当にお疲れ様でした。
出来上がったあとの生徒さまの笑顔をみると私までうれしくなります。
講師としてのこれからの素敵な未来を心から願ってます。